みんな難しい売り方して苦しんでいるから簡単な方法を教える

今、ビジネスをしてなかなか思うような結果が出ないと悩んでいる方。

または、副業でビジネスを始めたけどまったく稼げないと思っている方。

もしかしたら、「売り方」を間違えているかもしれません。

今からするお話はマーケティングの領域の話になります。
マーケティングの話の中でもWebに特化したWebマーケティングの話をします。

今の時代、Web以外で物を売るビジネスをしている人は少ないと思うので、概ねどの事業者にとっても売り方のヒントになるお話ができるかと思います。

まず、大前提としてWebで何か物を販売する場合、リアルとは決定的に違うところがあります。

それは、お客さんはそもそも「全くあなたのことを信用していない」と思っているということです。

例えば、店舗で何かを販売するリアルの場面ではそこに人がいて接客を受けて、店舗も実在して実際にモノを購入することができるわけです。

その人となりもなんとなくわかりますし、店舗が実在していますから商品自体に欠陥があったとしてもクレームをつけていく場所はあるわけですし、店舗が存在しますからお金を騙し取られるなんてこともないわけです。

しかし、Webとなれば話は違います。

実際に、そこに本当に人が存在しているのか?店舗は実在しているのか?お金を騙し取られるんじゃないかと考えれば考えるほど不信感が募ります。

しかも、ニュースなどではネットで詐欺にあった話とかしていますから「ネット=怪しい」というイメージは現代においても少なからずあるでしょう。

いきなり商品を売りにいって売れるわけがない

このような大前提があるお客さんに対して、いきなり商品を売りに行っても売れるわけがないんです。

そもそも、お客さんが聞く姿勢になっていませんから、どれだけあなたの商品がいいものであってもお客さんに入っていかないのです。

でも、多くの人はいきなり商品を売りに行ってしまっています。

もちろん、あなたの商品が一般認知度の高いものであれば問題ありません。

例えば、iPhoneとかであれば一般認知度はかなり高いですからホームページでいきなり売られていても普通に売れていきます。

しかしながら、だいたいの中小零細事業主さんが扱っている商品は一般認知度が低く、説明が必要な商品だと思います。

私が推奨している「情報」を商品とする場合なら尚更です。

その商品を使うとお客さんにとってどのようなベネフィット(利益)があるかは説明なしでは伝わりません。

なので、そもそもお客さんが聞く姿勢になっていないと「欲しい」とならないため売れるわけがないんです。

ここが、多くの事業主さんが苦労する点なのです。

集客商品と利益商品を分ける

では、どのように販売すれば売れるようになるのか?

これは、Webマーケティングの一番おさえるべき点でもあるのですがお客さんをまず「顧客リスト化」するという考え方です。

「顧客リスト化」とは何かというと、お客さんの何らかの連絡先を頂戴して後日きちんと商品を販売させていただくという考え方です。

男女の出会いで考えていただければ少しわかりやすくなるので、男女の出会いを例にして話します。

男女の出会いは様々です。
職場で出会うこともあれば、合コン、何かのコミュニティ、今だったらマッチングアプリとかでしょうか。

この出会いの場所というのは、いわゆるファーストコンタクトですよね。

Webマーケティングでいうところの、あなたが出稿している広告だったり、SNSの投稿だったり、初めてお客さんと会う場所です。

そこでいきなり商品を販売するということは、男女の出会いの場合でいうと、いきなりファーストコンタクトの場で「付き合ってください」と言っているようなものなのです。

これでは、付き合ってくれません。
そもそも、あなたのことを知らないしよくわからないからです。

男女の出会いであれば、まずファーストコンタクトで出会って連絡先を交換します。
そこから、デートに行って仲を深めていってお付き合いへと発展します。

Webマーケティングでも、同じなのです。

まずは、お客さんから連絡先を頂戴してそこから事業のこと、商品のことを理解してもらってセールスをするのです。

このプロセスのことを「顧客リスト化」と言います。

この業界では、「リスト、リスト」と言ったりしますが、まさにこのことです。

なので、あなたが出稿している広告でいきなり商品を売ろうとするのではなく、まずはお客さんの連絡先をもらえる仕組みにしなければなりません。

ここで、重要な考え方が「集客商品」と「利益商品」という考え方です。

現代のWebマーケティングで、最も主流のやり方が「集客商品」でお客さんの連絡先をもらうというものです。

「集客商品」とは、お客さんを「顧客リスト化」するための商品でここでは利益は出ません。
むしろ、赤字である場合がほとんどです。

「集客商品」というと、馴染みがないのでわかりにくいかもしれませんので例を出すと、「無料講座」とか「無料レポート」とか「無料電子書籍」とかです。

あとは、無形ではなく有形の集客商品」である場合もあります。
最近少し流行している「書籍を無料で郵送」とか「無料お試しセット」とかです。

テレビをよく見る人は、ドモホルンリンクルとかやずやとかが分かりやすいかと思います。

ドモホルンリンクルも無料お試しセットで、めちゃくちゃ豪華な化粧品のサンプルをプレゼントします。

当然、無料でプレゼントするわけですから赤字です。

でも、その代わりお客さんの連絡先は手に入るわけです。
「顧客リスト化」ができるわけです。

顧客リストへ利益商品を売る

顧客リスト化できれば、後日そこへあなたが本当に売りたかった商品を販売します。

あなたが本当に売りたかった商品を「利益商品」といいます。

ドモホルンリンクルでいうと、「定期購入」ですよね。

ちなみに、聞いたことがあるかもしれませんが「集客商品」のことをフロントエンド商品と言ったり「利益商品」のことをバックエンド商品と言ったりします。

利益商品を販売するのは、一回である必要はありません。

お客さんの連絡先を頂戴して「顧客リスト化」していますから、別の角度で色々な利益商品をセールスすることができます。

住所へダイレクトメールを発送してもいいですし、電話番号宛に電話して直接販売してもいいですし、メールアドレス宛にメールで販売してもいいですし、自由自在です。

お客さんが拒否するまで、商品の販売をし続けることができます。

一度、あなたの商品を購入したお客さんは最初の話でありました「信用がない」という状態からは脱却できていますから、2個でも3個でもあなたの商品を購入してくれるようになります。

まとめ

なので、話をまとめるとまずはいきなりお客さんに商品を売ってはいけないということ。

最初は、「集客商品」で赤字を垂れ流してでもお客さんの連絡先を頂戴して「顧客リスト化」する。

後日、「利益商品」を「顧客リスト」にセールスをする。

この順番で、やっていきましょう。

私は先日、Xでこんなポストをしました。

ここで出てくる「ハウスリスト」というのが、いわゆる私の「顧客リスト」です。

元々は集客商品で集めた人達です。
中にはすでに、私の利益商品を買ってくれた人もいます。

今回、年末にかけてドサッとお金を稼ぎたかったので商品(利益商品)を作って売ることにしました。

ただ、値段が33万円なのでメール1通で売るのには少々役不足なのでセミナーへ誘導してセミナーで商品の説明をきちんと説明をして売るという手法をとっております。

是非、商品販売の参考になさってくださいね。

では、今回はこれくらいで終わりにします。

長い文章読んでいただきありがとうございました。

では、また。

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