会社を辞める唯一の近道

今、しんどい人ってたくさんいると思うのです。

しんどい理由の主な原因って「お金」である場合がほとんどです。

「会社を辞めたい」「自由に生きたい」としんどい思いをしている人も、そうできない理由は「お金」に問題を抱えているからではないでしょうか。

今回は、そんな「お金」の問題を解決して会社を一刻も早く辞められるヒントをお話できればと思っております。

私にも、会社員の時代がありました。

大学を卒業して新卒で入社した会社で、振り返ってみるといい会社でした。

しかしながら、当時は猛烈に会社を辞めたかったんですね。

何時に出勤して、何時に退勤して・・・
そして休日は、この曜日と決まっていて・・・

「これって自分の人生、ちゃんと自分で生きられているのだろうか?」って疑問が湧いてきたのです。

一体、誰の人生を生きているのだろう。と虚しくなってきたのです。

会社の売上のために、自分の命の時間を切り売りしてその対価として一ヵ月生きていけるギリギリのお金をいただく。

一ヵ月生きていけるだけのギリギリのお金だったのかは理由があると思います。

お金が有り余って変な気を起こされて独立されては困るから、大人しく会社のために引き続き命の時間を切り売りしてもらおうという魂胆だったのかもしれません。

あなたの会社もそうではないですか?

仕事なんて、本来流動的なはずなのに何時に出勤しないといけないと決められていたり、夜になると特にやることもないのになぜか帰ってはいけない。

そして、月末になると次の一ヵ月生きていけるだけのお金を給料としてもらう。

たぶん、「自分の人生を生きたい!」って思うとおもいます。

でも、現実はそう甘くはありません。

会社で働いてきた人は、会社での働き方は知っていますが己の力だけで稼いでいく力には自信がありません。
当然ながら、そんな力は学校では教えてもらっていませんから。

だから、会社を辞めるって決断することは猛烈に不安なのです。
少ないなりにも、毎月決まった日に給料が入ってきていて生活ができていたわけですから、それがなくなると思うと不安は加速します。

貯金がなかったら、その不安にはもっと拍車がかかります。

物事には原理原則の順番がある

さて、ここからは具体的な「会社を辞める唯一の近道」について話をしていきたいと思います。

多くの人は、「会社を辞めたい」と思いながら気が付けば50歳になって取り返しのつかない年齢に差し掛かって気力も体力もなくなり、そのまま死んでいきます。

それが悪いことだとは思いません。
大衆のほとんどは、そうですから。

でも、もしあなたがそんな人生は嫌だと強く思うのでしたら今が一番若い時です。
真剣に、計画を立てて行動をしなければ会社を辞めて独立して生きていくということは一生できません。

まず、大前提にこの世界には神様が決めた原理原則の「順番」というものがあります。

赤ちゃんが、いきなり歩けるようにはなりません。
まずは、寝返りから始まって、ずりばいを始めて、ハイハイをして立ち上がるようになり歩けるようになります。

これが、原理原則の「順番」です。

会社を辞めて独立する!という事柄にも順番があります。

多くの人は、この順番が間違えているために一生会社を辞める事ができません。

多くの人は、「自分の力で食えるようになってから、会社を辞める」という目標を決めて走り出します。
それは、そうですよね。会社を辞めるということは収入がなくなるわけですから自分でまずは食えるようになる力をつけるのが当然の話です。

しかしながら、実はこれが間違いなのです。

厳しいことを言いますが、「自分の力で食えるようになってから」は一生実現しません。
すみません、正しくは一部の超優秀な人を除いては「自分の力で食えるようになってから」は一生実現しません。

たぶん、「副業で月30万円あるから会社を辞められた」という理想のかたちは残念ながら多くの人は実現することができません。

なぜなら、これは原理原則の「順番」通りではないからです。

正しい順番はこうです。

「会社を辞める→自分の力で食えるようになる」

でも、理想はこうです。

「自分の力で食えるようになる→会社を辞める」

例えば、何か欲しいものがあったとします。
分かりやすいたとえで、「マイホーム」だとしましょう。

マイホームを手に入れる、原理原則の「順番」は?

「購入→住宅ローン返済していく」

これですよね。

「貯金をする→購入」

これは、正しい順番ではありません。

そうです。
人間は、何か事象があったことに対してしか行動ができないようにできているのです。

だから、多くの人はダイエットをしたり筋トレが続きません。

それは、何も事象がないのに行動をしようとしているから、何かにつけて自分に言い訳をするのです。

「今日は首が痛いから」「今日は体調悪いから」「今日は仕事頑張ったから」と言い訳をしてダイエットのことを忘れたり、筋トレを休んだりします。

でも、「このまま太ったままだと、2年後には死にます」と医者に診断を受ければ状況は一変します。

事象が先に起こると、人間は本気になります。

それまでダイエットが続かない人が、ダイエットを頑張って本当に痩せたりします。

これが、原理原則の「順番」なのです。

順番通りではない、目標は基本的に叶うことはないのです。

正月に目標を決めるけれど、多くの人が達成しないのも同じ理屈です。

進化には苦痛が伴う

「会社を辞めたい」というのは、一種の進化です。

あなたは気づいていないかもしれませんが、今の状態は何だかんだ居心地が良いと本能では感じているのです。

その居心地の良い状態から、さらに居心地の良いステージに進化しようと考えた時、必ず苦痛が伴います。

これも、またこの世界の原理原則です。

身長が伸びるときに、膝が痛くなったりします。

会社の中で結果を出そうとしたとき、心が折れそうなトラブルが立て続けに起こったりします。

これも全て同じです。
「進化の苦痛」です。

なので、会社を辞めてもっと人生を豊かにしたいと考えた時、それは進化ですから当然苦痛が伴います。

なので、順風満帆というわけにはいかないのです。

「起業は地獄の一丁目一番地」という名言もある通り、会社を辞めて独立することは「しんどい」です。

これは、くれぐれも覚悟しておかなくてはいけません。

では、その上で「会社を辞める唯一の近道」は何かを話します。

順番を守って、まず辞める

その唯一の近道は、「まず辞める」ということです。

原理原則の「順番」を守ることです。

計画がー、お金がー、事業はこれをするー。
こんなことを決めてからでは、一部の優秀な人を除いては多くの人は一生会社を辞めることはできません。

切羽詰まっていないから。
背水の陣ではないからです。

目の前の楽な事、気持ちいいことからは逃れられないのです。

なので、まず「辞める」ということをしてから考えるのです。

辞めたら、何としてでも「行動」が必要になります。

感情、計画、行動が一致して、はじめて動き出します。

私もそうでした。
何も決めず会社を辞めて、会社を作りました。

実は、こうゆう経営者は少なくありません。

ソフトバンクの孫正義さんも同じです。

まず、会社を作って1年間なにもせず、どのような事業をしていくかを考える時間に充てたそうです。

当面の生活は実家に転がり込んで「1年、食わせて欲しい」と頼めば何とかなるはずです。

そして、その1年と決めて必死になって行動してみるのです。

そうすると、不思議と結果が出るものです。

会社を辞めた後は、個人的にはコピーライティングを学びそれで食っていくことをオススメしたいと思います。

それは、また随時このブログで情報を出していきますから、また見に来てください。

長い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また。

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